「人の子よ、イスラエルの地について、あなたがたが『日は延び、すべての幻はむなしくなった』という、このことわざはなんであるか。
彼らは言う、『家を建てる時は近くはない。この町はなべであり、われわれは肉である』と。
「人の子よ、見よ、イスラエルの家は言う、『彼の見る幻は、なお多くの日の後の事である。彼が預言することは遠い後の時のことである』と。
あなたがたは災の日を遠ざけ、 強暴の座を近づけている。
彼らは言う、「彼を急がせ、 そのわざをすみやかにさせよ、 それを見せてもらおう。 イスラエルの聖者の定める事を近づききたらせよ、 それを見せてもらおう」と。
見よ、すべてことわざを用いる者は、あなたについて、『この母にしてこの娘あり』という、ことわざを用いる。
災に災が重なりきたり、知らせに知らせが相つぐ。その時、彼らは預言者に幻を求める。しかし律法は祭司のうちに絶え、計りごとは長老のうちに絶える。
主の言葉がわたしに臨んだ、
諸国民のうちを望み見て、 驚け、そして怪しめ。 わたしはあなたがたの日に一つの事をする。 人がこの事を知らせても、 あなたがたはとうてい信じまい。